真性包茎について、現役の包茎治療医師が徹底解説!
包茎治療真性包茎とは
真性包茎は、勃起時だけでなく平常時でも亀頭を露出させることができない状態です。
原因として包皮の先端(包皮口)が非常に狭いもしくは、亀頭と包皮が癒着しているといったことが挙げられます。
誰でも生まれたときは包皮口が狭く、亀頭と包皮の間には生理的癒着があるため包皮を剝いて亀頭を露出させることができません。しかし、ペニスの成長とともに包皮口が広がり、亀頭と包皮の間の癒着も分離していきます。このようにして、多くの方は自然に包皮が剥けて解消されていきますが、成人しても解消されないことがあります。
治療すべきか
真性包茎は放置していると様々なリスク・デメリットがあり、日常生活・性生活に不自由が生じることがあります。
そのため、医学的にも治療をしたほうが良いとされています。
具体的には以下のようなリスク・デメリットがあります。
◇悪臭の原因になることがある
亀頭を露出させて洗うことができないので、包皮内がジメジメした状態になり細菌が繁殖しやすくなります。そのため、ペニスが悪臭を放ちやすくなります。
◇短小や先細りの原因になりやすい
亀頭が勃起関係なく常に包皮に覆われているので、成長期に真性のままだと亀頭の発育が妨げられることがあります。そのため、いわゆる先細りのペニスになる可能性があります。
◇正常なセックスが難しい
勃起しても亀頭が露出しないことから、正常なセックスができないことがあります。
セックスに関する問題は様々です。
・勃起しただけで痛みが出ることがあり、満足のいくセックスができない。
・セックスの際に痛みが出て、射精に至らないことがある。
・亀頭が包皮に覆われているため、刺激を感じにくく不感症・遅漏の原因になることがある。
・射精しても、包皮が邪魔で精子が子宮にうまく届かず、不妊の原因になることがある。
・性病にかかるリスクがある。
◇排尿に支障が出ることがある
包皮口が狭いために、排尿に支障が出ることがあります。包皮が邪魔になっておしっこが飛び散ったり、二股に分かれたりします。
◇亀頭と包皮が癒着するおそれがある
亀頭と包皮の間に汚れや細菌が溜まりやすいため、亀頭包皮炎などの炎症を起こすことがあります。炎症を繰り返していると、亀頭と包皮が癒着してしまう原因になります。
真性包茎の方は、ペニスの見た目にコンプレックスを抱えているケースが多々あります。中学生や高校生では、部活の着替えのときにバレたら恥ずかしい・・・、修学旅行のお風呂でからかわれるのではないか・・・といった不安を持つ方は少なくありません。成人してからも、社員旅行で大浴場に入るのが嫌だ・・・、温泉や銭湯・サウナで視線が気になり、タオルで隠してしまう・・・といった方も多いようです。
皮を被っていても気にしない方もいますが、性に関する教育が不十分な日本では少数派かもしれません。多くの方は、恥ずかしいから見られたくないと考えます。もし、コンプレックスから修学旅行や部活動に参加できなかったり、温泉や銭湯を楽しめなかったりするのであればとても残念なことです。今後の人生を楽しむためにも、治療を検討したほうがいいでしょう。
また真性包茎の方の多くは、セックスに関するお悩みを抱えています。女性を満足させられなかったらどうしよう・・・、真性包茎だとバレたら、嫌われてしまうのではないか・・・など、セックスだけでなく恋愛そのものに消極的になってしまう方もいるようです。また、痛みがあって射精できない・・・、感じにくくて射精するまで時間がかかる・・・といったお悩みから、セックスを敬遠するようになる方もいます。
女性の価値観は人それぞれですが、良い印象を持たない女性がいるのも事実です。自分だけでなくパートナーも悩ませてしまうようであれば治療を検討したほうがいいでしょう。
治す方法、代表的な治療
治す場合、もっとも確実な方法は手術です。
ペニスを覆っている余分な包皮を切除し、亀頭と包皮が癒着している場合は癒着を取り除く治療もおこないます。
真性包茎の方こそ、クリニック選びは慎重に行いましょう。
真性は病気の一種なので、一般病院で手術を受ける場合は保険が適用されます。
ですが、本来、健康保険は病気を治すという医療行為で、自由診療でよりキレイな仕上がりにという医療行為とは異なります。
したがって、あくまでも真性という状態を解消することだけを目的としており、仕上がりの美しさは考慮されません。
一方、自費の手術であれば、治すことだけでなく仕上がりの美しさも考慮されるので、ほとんど違和感のない自然な仕上がりが期待できます。
治療したことをバレたくないと考えるなら、自費での治療を選択するのが賢明です。
同じ自費の治療でも術後の仕上がりは、「採用する術式」「病院・クリニックの実績」「執刀医の経験」などによって変わってきます。
特に真性包茎の方の場合、包皮口を広げるだけでなく、しっかりと絞扼(狭い部分)を広げることが重要です。
カントン包茎同様、術後に絞扼が残ると、裏筋側に組織液(リンパ液)がたまってしまい、むくみが出ます。
俗にペリカン変形と呼ばれる状態です。
裏筋側がペリカンのくちばしのようにむくんでしまう症状からこのように呼ばれています。
クランプ法に代表される環状切開法ではこの症状が出やすいと言われています。
当院では真性包茎の患者様には術後も考慮し、しっかりと絞扼を開放する術式で手術を行っております。
治療をしたのにペリカン変形が起こり、さらにコンプレックスになってしまうケースもあります。実際にそのようなお悩みの患者様からのご相談も多いです。
採用している術式や、状態に合わせた治療をしっかりと提案してくれるクリニックを選ぶようにしましょう。
真性包茎を安全かつ確実に治したいなら、実績、経験豊富な当院の無料カウンセリングをぜひご検討ください。